私は常時500名以上の大家さんと日常的に接しています。
そんな生活をして大阪と名古屋と東京ではや20年以上が過ぎました。

大家さんの悩みの本質はこの20年間ほとんど変わることはないのですが、段々、悩みの質やスピード感は複雑に困難になってきているように思います。
悩める大家さんが答えを求めて、書店に駆け込み、何かの大家さん本を手に取って見て解決出来ることが本当に少なくなっているのではないでしょうか・・・。

と言うのも、そもそも本を読んだだけでは解決に結びつかず、行動、実践して初めて結果が付いてくるわけですから、本を読むことは大切なことですが実践する過程でほとんどの大家さんが失敗や結果にメゲてしまって徒労に終わることが多いわけです。
そこで私たちの登場なのですが、本に書いてあった、インターネットで観た、などの情報はもう有り余るほど世の中にには溢れています。
私たちに求めたらているのは、その難解で多岐に渡る問題をいかにスムーズにサラリと解決して差し上げることが出来るか、行動力、実践力が問われてることが多くなりました。
知識や経験はとても大切なことですが、薀蓄をタラタラと述べても大家さまの問題を解決して差し上げることは出来ません。
薀蓄は良いから、ズバッと今ある空室を満室にして差し上げることこそ、私たちに今求められている課題であることは間違いありません。
一昔前まで通用していたことが今ではめっきり通用しなくなってしまったこともあります。
人は飽きる生き物ですから、入居者さんも今までと同じことをやっていたらドンドン減って行く一方です。
だからと言って悲嘆に暮れる必要もありません。

人の呼び寄せる本質的なことは10年前も、20年前も、全く変わることが無い不変の法則なのですから、
それに則ってズバッと解決していくだけでございます



とは言っても
『人口減少のインパクト』は今までの日本の大家さんは一度たりとも経験したことがないケースですから甘く考えない方が良いですね。
参考に出来る考え方とケーススタディは、アメリカにはなく、ヨーロッパにあります。
不動産価格の二極化について、はまたの機会に
